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もうすぐ樹齢100年

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我が梨園に在る一番古い梨の樹です。
大正時代に、桑畑~梨畑に改植した事を、祖父がよく話をしていて、関東大震災も知っている梨の樹です。
余震と地震の恐怖で梨畑に蚊帳を吊って休んだ話もしていました。
早生赤に、幸水を高接ぎして実を付けています。そんな老木を私が管理するようになった時、樹間に若木を定植して、改良しようと
紅梨を1本、写真の樹の間に植えたのです、その木は豊華を残して枯れてしまいました、その後経営が縮小されたのを機に老木を残しています。
家族が出かける時も、玄関を出ると目に入る老木です、日々の出来事や、私の人生も見つめて来ています。
祖父との別れの時は、花を満開に咲かせて見送りました。
我が家の歴史見守っています。
もうすぐ樹齢100年