東京は14日に桜の開花宣言がありました。春の歩みが早すぎて誘引作業がまだ終わりません。今年も育種梨の発芽が始まりました、どんな実をつけるのか夢を与えてくれます、5年後の結実を追って楽しく管理していきます。
梨の季節も晩生を残して来期に夢を託します今年の梨栽培は忘れてしまいたい程の作柄でした。写真の大きな青梨は今年初結実、今頃が収穫期のようです他の2品種も今時期の収穫です。
梨だなの下で収穫作業、木陰の作業ですが今年の暑さでは梨園の維持が難しくなってしまいます。開花期の低温、夏の長雨が影響して近年に無い不作です。秀玉の収穫が始まり梨の季節の先が見えて来ました。
開花期の低温で結実が良くなく、果形も思うようでありません、日々の手入れ作業に張り合いが薄れています。梅雨空で午前中の大雨で夕方になっても雨はやみましたが水が引けません。
昨日から幸水の受粉作業を始めましたが、昼前から小雨で中止、今日は西風がやや強く、晴天で気温も上がり良い条件、幸水が終わるとすべての交配作業の終了。
梨の開花も順調に進み、早い品種は交配作業が終わりました。昨晩からの雨が9時過ぎからみぞれになり大雪に。3月の降雪はありますが、桜の満開過ぎに大雪、被害の少ない事を祈るだけです。これが農業。
昨日、豊華の開花が確認されました。梨園の作業は平年並みに進んでいますが、春の訪れが早すぎて追いつけません、まだお彼岸です。
15号台風が関東地方に接近中、中生梨の収穫中、豊華の収穫が始まる時に通過していきそうです。被害が少ないことを祈るだけです。
この育種梨はほとんどの果実が写真のように大きくなります。熟期には少し早く澱粉臭があります。
幸水梨の収穫が始まります。長雨梅雨の影響をもろに受けています、市場で見てきました。